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有酸素運動を強化する際の適切な強度は?

ゾーンを把握する

まずは運動自体をの3つに大別します。

 

1.有酸素ゾーン

心臓と肺は筋肉に対し十分な酸素を送り続けられる強度。

 

2.閾値ゾーン

酸素不足の筋肉に急速に乳酸がたまる強度。

 

3.無酸素ゾーン

筋肉が血液から酸素を得ることができない強度



この3つのゾーンで1週間の練習強度を分けるわけですが、その割合を「有酸素ゾーン70%」「閾値ゾーン20%」「無酸素ゾーン10%」とします。

 

この割合は持久系トップアスリートのトレーニングデータに基づいたものとなります。

 

一番きついところを10%でいいのかと思うかもしれませんが、週に10時間の練習をする場合、1時間を無酸素域の練習、また2時間の閾値域をしなければならないとは、かなりきついですね。

 

これを継続していくには、マッサージやストレッチなどのケアにも気を使っていかないと、破綻してしまうと考えます。

 

そして、有酸素ゾーンだけを強化しようとする場合は、その強度をしっかり意識してトレーニングするべきでしょう。

トークテストを基本としてもOK

それぞれのゾーンは、パワーデータのFTP値や最大心拍から割り出すもの、また実験室で正確な値を計測することもできるのですが、結局は本人の感覚から得られるものでも十分正確であるといわれています。

 

代表的なのはトークテストと言われるもので、おしゃべりができるレベルが有酸素ゾーン、短めの言葉しか話せなくなるのが閾値ゾーン、簡単な返事しかできなくなってしまうのが無酸素ゾーンとなります。



様々なスポーツの基本である有酸素ゾーンを鍛えるとするならば、つい頑張ってしまって、トレーニングの後半をだらだら過ごして終わるのではなく、おしゃべりができるレベルをきちんと続けるということが重要となります。

 

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