歩く走るといった動作に呼吸も合わせていくのが、自然であり効率的な呼吸であると言われています。
これは人間に限ったことでなく、他の動物や鳥たちもそのようにしています。
馬は走っている時、地面に着地するタイミングで肺と呼吸筋が揺すられ、タイミングの良い呼吸となっているようです。
また鳥の身体も、羽ばたく動きに合わせて呼吸をする構造になっているようです。
ここ数十年の研究で、運動中の呼吸と動作は関係があることが分かっていて、「パフォーマンスの向上にも繋がる」ことを示唆する研究もあります。
体内に効率よく酸素を供給することが、パフォーマンスアップや筋肉痛、全体の回復にまで繋がるのは、地球に生きる物としてみれば当然の話です。
ただし、呼吸に集中するのではなく、あくまで自然であり無意識化で行えていることが重要となります。