勉強ではよくテスト前に一夜漬けをして、テストに臨んでいたりしていました。
明け方まで勉強して、記憶の新しいうちにテストが始まるので、もしかしたらよい方法だったのかもしれません。
しかし、スポーツは違います。
レース直前まで練習を疎かにしていた場合、直前になって慌てて追い込んだところで、疲れを残して逆効果になります。
スポーツでは1~2週間かけて徐々にトレーニング強度を減らしていく「テーパリング」という手段を使い、本番に合わせて体調をピークに持っていくようにします。
トレーニング強度を上げて、レースに耐えうる身体を作った後は、徐々にトレーニング量を減らしていきますが、強度は保ったままです。
そして、エンデュランス系のスポーツの場合は、トレーニング量を一気に減らしてしまっても、徐々に減らしていってもよいとされています。