ウォーミングアップという言葉があります。
ウォーミングというからには(あまり意識することはないのかもしれませんが)身体を温めることが基本ですよね。
レース前にウォーミングアップがしっかりできるかは、レースの結果にも大きく影響します。
多くの場合(自転車なら軽いギアでクルクル回すなど)軽めの運動を続けることで、体温を上げていきます。
体を温めることで筋肉を緩め、その可動域をも広げていきます。
場合によっては心臓を上げておいて、スタートまもなくレースが動くことがあっても対応できるようにしておきます。
では、カイロなどで体を温めておくというのはどうでしょうか?
これについては研究者による見解があり、カイロについては肌に密着させ続けたところで、肌から6ミリの深さまでしか温熱効果は届かないそうです。
カイロを貼るだけでは筋肉の深層部を温めることはできません。
さらに電気毛布・湯たんぽ・お風呂に入ることでさえ、筋肉の深層部を温めることはできないとの見解です。